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 ■ 冬の月 (930) 2012.02.07


 雨上がり、いつものグランドに上ると、
 山の端の月が群雲から出るところだった。
 満月に近い月が、暗い空の奥からこちらを照らしていた。
 なぜだか身動きが出来ず、しばらく見入った。
 
 きのうは山へ木を掘りに行った。
 杉の合間の雑木を掘る。
 足下のあちこちに春蘭
 連れて行った白い犬が、山の神のように駆け回る。
 すぐ横を地割れが走り、それに沿って、杉が倒れていた。
 向こうの谷からこちらの尾根まで、魔物が通った後のように。
 
 その前日は、竹を刈り出しに谷川へ行った。
 二年ほど間を空けたらひどく乱れていた。
 直線を愛おしむように竹を刈る。
 渡る風がしだいに整音される。
 夕暮れに雪がちらついた。
 
 今日は冬には珍しい大雨だった。
 家裏に作った物置にゆくと、あちこち雨漏りしていた。
 これも早く直さなければならない。
 薪割りは大体終わった。
 
 日々を鍛えなければならない。
 刻々毎日を刻んでゆかねばならない。
 お喋りはもういい。
 けれど気がつけばいつも喋っている奴がいて、
 言葉にはならない。
 

 
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