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 ■ 一年 (903) 2010.12.30


 脚立を立て替えるため松の樹冠から下りると、日陰にまだ霜が残っている。
 霜で縁取られた草は美しいな。
 色んなものを眠らせて、色だけを際だたせている。
 
 一年ぶりに手入れに入るから、同じもの、変わったもの、定点観測のようだ。

 時の流れ。
 風景の質が明らかに変わって見える。
 
 風景の質。
 降り積もった時間の層が何かを変えている。
 去年の手入れの鋏跡を見ながら、今年伸びた松葉を摘んでゆく。
 毎年、毎年、同じ事をしながら、同じ事をしている自分を見つめる。

 お客さんにも一年の変容。
 家族を失ったり、巣立ってあらたな命を得たり。

 「子、川の辺にあって、曰く、逝くものは斯くの如きか、昼夜をおかず」

 老・孔子の佇まいが、その息吹が聞こえてくる。
 そしてまた、水に流されながらも、その岸に佇み、詠嘆する「場所」が、
 人間にあることの不可思議を思う。

 よいお年を。




  (細々と呟いています )https://twitter.com/torasuke_neki             


kumoma2010.jpg
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